肩こりについて
前回のブログでは腰痛は直立して二本足で歩く人間にとっては、
宿命みたいなものだということについて書かせていただきましたが、
肩こりもまた直立して二本足で歩く人間にとっての宿命だということについて今日はお話させていただきます。
ちなみに日本人における肩こりの人口も1700万人いるといわれており、
腰痛と同じく肩こりもまた国民病といわれております。
ではなぜ二本足で直立していると肩こりになりやすいのかといいますと、
肩の上には首があってその上にはさらに頭が乗っかっています。
この頭の重さは体重の約10%といわれており、
例えば体重が50㎏の場合でしたら5㎏の重さのものを首で支えているということになります。
なので二本足で直立しているかぎりにおいては、
首の付け根にあたる肩の部分には5㎏の重さが常に乗っかっているということになります。
さらに肩には腕が二本ぶら下がるような形でついています。
この腕の重さは片腕で体重の約6%、
つまり体重が50㎏の場合ですと約3㎏で、
両腕を合わせると頭より重い6㎏のものが二本足で直立しているかぎり肩にぶら下がっているということになります。
つまり二本足で直立しているかぎりにおいては何もせずにただ立っているだけでも、
頭と両腕を合わせてそれだけの負担がつねに肩にかかっているということになります。
当院ではただ単に凝っている肩をもむだけではなく、
身体全体のバランスを整えることによって、
肩こりが再発しにくい身体づくりのお手伝いをさせていただきます。
肩こりでお困りでしたらぜひ当院までご相談下さい。