寝違い
★寝違いとは
寝違いとは寝ている時の不自然な体勢などが原因で首に過度な負担がかかることによって首の血流が悪くなり、
そのため首の筋肉が固くなって特に朝起きて首を動かしたり起こしたりする際に動かすことによって痛みが出たり、
また固くなることや痛みがでることによって首が動かなくなってしまう症状です。
★寝違いの原因
主な原因はやはり寝ている時の不自然な体勢ですがそうなる原因として一番多いのは、
寝ている時の枕の高さが高すぎたり低すぎたりすることによって首に過度な負担がかかり、
血流が悪くなって首の筋肉が固くなります。
また椅子やソファーなどでの不自然な体勢での就寝も要注意です。
夜に寝ている時や朝に起きる時などは気温が特に低い時間帯なので、
血流が悪くなりどうしても筋肉が固くなりやすくなります。
★寝違いの症状
主な症状は筋肉が固くなることによる首の可動域制限、
及び固い状態で動かした際に筋肉を傷めることによって起こる炎症による痛みなどです。
特に上や横などの一定方向に首を動かそうとすると痛みが強くなったりする傾向があります。
また筋肉が固くなることによって神経が圧迫されると腕や首に痺れが生じる場合もあります。
★寝違いの予防法
普段使っている枕の高さに気を付けたり寝る時はソファーや椅子などで寝ずに布団やベッドで寝るようにしたり、
冷えすぎないような室温設定をするなどの就寝環境が一番大事ですが、
やはりスマホ首になったり猫背になったりして首まわりに負担をかけて血行が悪くなって筋肉が固くならないように、
普段からの生活において正しい姿勢を心がけることも大事になってきます。
★寝違いの一般的な治療法
寝違いになった場合に最初にやるべきことはまず氷やアイスパックなどで患部を冷やして炎症を抑えることです。
ただし、あまり冷やしすぎるとかえって回復が遅れたりする場合もありますので、
冷やす時間はせいぜい15分ぐらいにしておきましょう。
なお首を横に倒してするストレッチなどは無理のない範囲で行いましょう。
病院などでは患部に湿布を貼ったり鎮痛消炎薬や筋弛緩薬が処方されたりしますが、
場合によっては痛み止めの注射をしたりすることもあります。
★当院での治療法
当院では微弱電流機器という機械を使って細胞の電位を整えることによって組織の活性化をはかるとともに、
自然治癒力を高めて症状の回復を促進します。
また首だけでなくその土台となっている胸まわりの筋肉もほぐして正しい姿勢に戻すことによって、
身体全体のバランスを整えて再発しにくい身体づくりを目指します。