寝る前に一杯の水分補給
熱帯夜続きで寝苦しい夜が続いておりますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて今日は熱中症や心筋梗塞または脳梗塞の予防のために、
就寝前に水なりお茶なりをコップ一杯でもいいから飲んで水分補給をして下さいというお話です。
我々人間は寝ている間にも、
寝汗や不感蒸泄(無意識のうちに皮膚や呼気から蒸発している水分)によってそれなりの水分が失われています。
目が覚めている時には喉の渇きを感じて水分補給をすることもできますが、
夜に深い眠りについている時にはなかなかそういう訳にはいかない時もあります。
実際のところ脱水症が引き金で生じる脳梗塞や心筋梗塞による病院搬送は一年を通じて早朝に多い傾向があります。
さらには夏場には就寝中の熱中症も多く報告されています。
特に就寝前に大量のアルコール類を摂取した場合ですと、
アルコールには利尿作用があるのとアルコールを体内で分解する際に大量の水分が失われてしまうのでさらにリスクが高まります。
就寝前に水分を補給すると寝ている時に尿意をもよおして起きるのを嫌がってなかなかそうされない方も多いみたいですが、
リスク回避のために、
コップ一杯が多すぎるようでしたらせめて半杯、
もしくは水分を多くふくんでいる果物などを摂取するのもおすすめです。