こむらがえりの予防法と対処法
誰もが一度は寝ている最中に足がこむら返りになって、
痛みのあまりせっかくの心地よい眠りから覚めたことはあるかと思いますが、
今日は足がこむら返りになった時の対処法とその予防法についてお話します。
まずこむら返りの主な原因として体内のミネラル不足があります。
その中でもナトリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分は神経が筋肉に伝達するために必要です。
これらが不足すると筋肉への伝達がみだれて足がつる原因になります。
あとの原因として水分不足と冷えがあります。
特に寝ている間は寝汗や不感蒸泄などで体の中の水分が失われてしまいがちになるので、
脱水状態となって体内の血液の循環が滞りやすくなります。
血行が悪くなると血液によって運ばれてくるミネラル成分も不足してくるので、
結果としてこむら返りのリスクが高くなるのです。
あと冷えも血液循環を悪くする原因にもなります。
まず最初に寝ている間にこむら返りにならないための予防法としては、
普段の食生活において体内のミネラル成分が不足しないように栄養的にバランスのとれた食生活を心がけることと、
寝ている間の水分不足を補うために寝る前にコップ一杯の水分を摂取すること、
ふくらはぎの冷えを防止するために長くて生地が厚めの靴下を着用して睡眠をとることなどがあります。
あと最後にこむら返りになった時の対処法としては、
こむら返りになった足のつま先をつかんでふくらはぎの筋肉を伸ばすような感じでストレッチをするか、
もしくはマッサージをするかして下さい。
実際のところいざこむら返りになると痛いのとふくらはぎの筋肉を伸ばすのが怖いのとで、
ついつい筋肉を縮めてしまいがちになりますがかえって逆効果です。
もし自分でふくらはぎの筋肉を伸ばすのが怖いようでしたら、
パートナーなり家族の人なりにふくらはぎの筋肉を伸ばしてもらうなり、
マッサージしてもらうなりしてもらうのがいいのではないかと思います。