良き指導者の条件
整骨院や治療院を経営していると治療技術や経営力をブラッシュアップするために、
外部のセミナーや勉強会に出席したり経営の立て直しのためにコンサルの先生方にお願いするといったことがよくあります。
そこでどこかにいいセミナーや勉強会はないかなと思ってネットで検索して探したりするわけですが、
そこにはセミナーや勉強会の案内や情報はいくらでもあふれ返っていてまさに玉石混交といった感じです。
中には「月商200万円達成者続出」とか「これであなたも今日からゴッドハンドの仲間入り」などという宣伝文句につられて、
高い受講料を支払って受講してみたものの全然値段に見合わない酷い内容だったという話はいくらでもあります。
そこで皆様の普段の生活のお役に立てる内容かどうかはわかりませんが、
今まで数多くのセミナーや勉強会を受講してきた中で、
ハズレくじを引かないセミナーや勉強会を見極めるための大まかな目安を紹介します。
①指導者がその道で実績を積んでいて実際に成功しているプロである。
コンサルやセミナーの講師になるには、
実際のところ何か特別な資格が必要だったり今までの実績が問われたりすることはまずありません。
その道に関しては全くの素人でも看板さえ出せばそれであなたも今日からコンサル先生でありセミナー講師です。
しかし長年その道で実績を積んできているプロの指導者とずぶの素人とでは、
講義内容や指導内容にとても大きな開きがある場合が非常に多いという事実に反論の余地はないと思います。
なお素人のコンサルやセミナー講師は大げさに結果の数字を煽った誇大広告で集客しようとする傾向があります。
②10年以上の指導実績がある。
たとえ受講者が少人数だとしても長年続いているセミナーや勉強会は信用してもいいのではないかと思います。
なお受講者が少人数のセミナーや勉強会の場合ですと、
講義内容や受講生のレベルを高く維持するために受講生を厳選して受講人数を絞っている場合もあります。
③その指導者自身が常に勉強して自分自身をブラッシュアップしている。
時代や経営環境というのは常に移り変わっていくものなので、
それに合わせて受講生も教える側の指導者も常に勉強をしつづけなければなりません。
なお指導者側は講義内容をさらによりよく面白く進化させていくために、
常に勉強をし続けて自分自身をブラッシュアップし続けなければなりません。
④その指導者があなたにとって信頼できる人の紹介である。
ハズレくじの指導者を紹介すればそれはその人にとってはあなたとの信用問題にかかわってきます。
逆の場合でもあなたがそのような指導者を他人に紹介する場合は、
人選にはそれなりに慎重になるかと思います。
いかがでしたでしょうか。
うちだ鍼灸接骨院は患者様によりよい治療を提供するために、
勉強会やセミナーなどに参加して常に技術の研鑽とブラッシュアップに努めて参りますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。