師匠(指導者)を持つということ①
師匠(指導者)を持つということは人生においてとても大事なことだと思います。
我々の仕事の場合ですと経営面において上手くいっている人は、
大抵の場合は誰か手本となるような師匠(指導者)がいてるのではないかと思います。
師匠(指導者)と言うほどでもないかもしれないにしても、
皆さんにとっては例えば憧れの先輩だとか、
この人の仕事のやり方や生き方を手本にしようという人はいるのではないかと思います。
師匠(指導者)というのはその道において技術的にも人格的にもすぐれていて、
常に我々よりも先を歩んでいる尊敬すべき存在です。
師匠(指導者)を持つことの一番のメリットとして挙げられるのは、
師匠(指導者)というのはその道において常に先を歩んでらっしゃるので、
そういった方から直接的に学ぶということはその道においての上達の速度を速めることができます。
また今の時代は情報化社会と呼ばれていて、
本屋に行けば自分の仕事に関してのビジネス本やノウハウ本の類のものはいくらでも本棚に並んでいますし、
ネットで検索すればいくらでも欲しい情報は手に入れることはできますが、
言葉で言い表すことのできない職業的な知恵というものは書物によっては学ぶことはできません。
また仕事においてのノウハウだけでなく、
職業論理や人間関係の在り方、人生哲学など、より広い視野での学びもしかりです。
なので「この人は」という方を師匠(指導者)に持つということは、
自分の人生がいかに重層的になるか、成長できるかに関わってくることなのです。