肩こりについて
肩こりに関して2010年に報告された調査によりますと、
肩こりがある人は28~39歳に最も多くて73.3%にもなります。
そこから年齢が上がるにつれて肩こりがある人の割合は少しずつ減っていきますが、
80歳以降でも38.1%と決して少ない数字ではありません。
まさに肩こりが国民病といわれる所以です。
ではなぜ28~39歳に最も多いのかと言いますと、
仕事をする上でのパソコン作業が多いのと、やはり普段からのスマホ使用が主な原因といわれています。
★肩こりとは
長時間のパソコン仕事やデスクワークなどで前かがみなどの姿勢をとり続けたりして肩甲骨が前方にスライドしたり、
長時間のスマホ操作によるストレートネックなどによって首や肩まわりの筋肉が、
前方に引っ張られて固くなって血流が悪くなることによって疲労物質などが蓄積して、
これが刺激となって肩こりが起こるとされています。
★肩こりの症状
首や肩および背中にかけて張りや凝り、痛みなどを感じ、ひどくなると頭痛や吐き気などを伴う場合もあります。
★肩こりの検査法
首を左右にねじってもらって左右の肩や首まわりの筋肉の張り具合を見ます。
また左右の両腕を前と真横に挙げた時の腕の挙がり具合で関連する肩関節と胸まわりの筋肉の張り具合を見ます。
★肩こりの一般的な治療法紹介
整形外科などでは低周波治療器や干渉波治療器などによる通電治療、もしくは痛み止めの注射、
整骨院などでは通電治療の他にもみほぐしなどのマッサージになります。
★当院の治療法
肩こりは長時間のパソコン仕事やデスクワークによって肩甲骨が前方にスライドしたり、
長時間のスマホ操作によるストレートネックなどによって、
肩まわりや首まわりの筋肉が前方に引っ張られて固くなることによって血液などの流れが悪くなる循環障害が主な原因です。
なので当院では胸まわりや肋骨まわりの筋肉をほぐして前方にスライドした肩甲骨を後方に戻すことによって、
引っ張られて固くなった肩まわりや首まわりの筋肉を緩めて症状を改善します。
★まとめ
肩こりは長時間のパソコン仕事やデスクワークによって肩甲骨が前方にスライドしたり、
長時間のスマホ操作によるストレートネックなどによって、
肩まわりや首まわりの筋肉が引っ張られて固くなることによって、
血流などが悪くなる循環障害が主な原因です。
なので、肩甲骨が前方にスライドすることによって起こる巻き肩や猫背、
もしくはストレートネックなどによる体の歪みを根本的に改善しない限り、
肩が凝ったからといって電気をあてたり、マッサージを受けてその時だけスッキリしても、
またすぐに肩が凝って同じことを繰り返し、
結局のところお金と時間を無駄にしてしまいます。
当院では肩こりの原因となる体や姿勢の歪みを改善することによって肩こりが出にくい体づくりを目指します。
どこに行っても肩こりがよくならないようでしたらぜひ一度当院にご相談ください。