テニス肘について

★テニス肘とは

テニス肘は手首を伸ばす働きのある短橈側手根伸筋に起こる炎症です。

テニス愛好家によく見られるのでテニス肘と呼ばれていますが、

医学的には上腕骨外側上顆炎とも呼ばれています。

★テニス肘の原因

手首を伸ばす働きのある短橈側手根伸筋を酷使することによって炎症が起こるとされています。

★テニス肘の症状

例えば物をつまんで持ち上げたりタオルや雑巾を絞るなどの動作の際に痛みが出ることによって日常生活に支障をきたします。

★テニス肘の検査法

手の甲を術者に押さえてもらった状態で患者さんはそれに抵抗するような感じで手首を伸ばすようにした際や、

肘を伸ばしたままの状態で手で椅子を持ち上げてもらった際に、

肘の外側から前腕にかけての痛みが出たらテニス肘と診断されます。

★テニス肘の一般的な治療法

治療には大きく2つに分けて保存療法と手術療法とがあります。

保存療法には患部の安静、湿布や外用薬の処方、装具療法などがあります。

保存療法を開始して半年が経過しても改善が見られない場合には手術を検討します。

★当院での治療法

当院では微弱電流治療器を用いて患部の炎症を抑えるとともにテーピングなどを用いて患部への負担を和らげます。

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